「Chatwork APIって聞いたことはあるけど、何から始めればいいか分からない」そんな状態で手が止まっていませんか?

APIを使えば、毎日のメッセージ送信やタスク管理を自動化できます。

この記事では、APIトークンの取得から実際の活用パターンまで、順を追って説明しますね。

Chatwork APIとは何ができるのか

Chatwork APIは、Chatworkの機能をプログラムから操作できる仕組みです。

ふだん手作業でやっていることを、自動で処理できるようになります。

具体的にどんなことができるのか、見ていきましょう。

メッセージの送受信を自動化できる

一番よく使われるのが、メッセージの自動送信です。

たとえば、毎朝の売上報告や日次レポートをChatworkに投稿する作業、手作業でやっていませんか?

APIを使えば、決まった時間に決まったルームへメッセージを自動投稿できます。

送信だけでなく、特定のルームに届いたメッセージを取得することも可能なんですよね。

「新しいメッセージが来たら、別のシステムに通知を飛ばす」といった使い方も、APIがあれば実現できます。

手作業だと1日に何度もChatworkを開いて確認する必要がありますが、APIなら自動で拾ってくれるので、その手間がなくなります。

タスクの作成や管理を外部から操作できる

Chatworkにはタスク機能がありますが、これもAPIから操作できます。

たとえば、お問い合わせフォームに新しい問い合わせが来たら、自動でChatworkにタスクを作成する、といった連携が可能です。

タスクの期限設定や担当者の指定もAPIから行えるので、わざわざChatworkを開いてタスクを追加する手間が省けます。

私もよく使う方法なんですが、スプレッドシートに記入した内容をもとにタスクを一括で作るという使い方もありますよ。

手作業でひとつずつ追加するのと比べると、かなり時間が浮くはずです。

他ツールとの連携で通知を集約できる

APIの強みは、他のツールやサービスとつなげられること。

たとえば、Googleフォームに回答があったらChatworkに通知したり、自社のシステムでエラーが出たらChatworkに報告を飛ばしたり。

通知がメールやSlackなど複数のツールに散らばっていると、見落としが起きやすいですよね。

Chatwork APIを使って通知を1か所に集約すれば、確認漏れを防げます。

連携の仕組み自体は、Google Apps Scriptやプログラムから数行のコードでAPIを呼び出すだけ。

一度設定してしまえば、あとは自動で動いてくれます。

APIトークンの取得から初回リクエストまでの手順

「やってみたいけど、最初のステップが分からない」という方も多いかもしれないですね。

ここでは、APIを使い始めるまでの流れを順を追って説明します。

APIトークンを発行する方法

Chatwork APIを使うには、まず「APIトークン」を取得する必要があります。

Chatworkにログインしたら、画面右上の自分の名前をクリックしてください。

メニューが表示されるので、「サービス連携」を選びます。

左側のメニューに「APIトークン」という項目があるので、そこから発行可能。

トークンは1つのアカウントにつき1つ発行される仕組みです。

このトークンがあれば、プログラムから自分のアカウントとしてChatworkを操作できるようになります。

発行自体は数クリックで終わるので、難しい手続きは一切ないですよ。

最初のAPIリクエストを送ってみよう

トークンが手に入ったら、まずは試しにリクエストを送ってみましょう。

一番シンプルなのは、自分の情報を取得するリクエスト。

WindowsならコマンドプロンプトやPowerShell、Macならターミナルからcurlコマンドを使えます。

「自分の名前やアカウントIDが返ってきた」となれば、APIが正常に動いている証拠です。

最初は難しく見えますが、一度やれば大丈夫。

実際にやってみると、思ったよりあっさり結果が返ってくるので安心してください。

よく使うエンドポイントを押さえておこう

エンドポイントとは、APIで「何をするか」を指定するURLのことです。

よく使うものをいくつか紹介しますね。

メッセージの送信は /rooms/{ルームID}/messages、メッセージの取得も同じURLにアクセスします。

タスクの追加は /rooms/{ルームID}/tasks、ルームの一覧取得は /rooms です。

Chatwork公式のAPIドキュメント(developer.chatwork.com)に全エンドポイントの一覧が載っています。

最初はメッセージ送信とルーム一覧の2つだけ覚えておけば十分。

慣れてきたら、タスク管理やファイル操作など使える範囲を広げていくとよいですよ。

業務で役立つChatwork API活用パターン3選

ここでは、実際の業務ですぐに使える活用パターンを3つ紹介します。

どれも一度設定すれば、あとは自動で回り続ける仕組みです。

定型メッセージの自動投稿で報告を効率化

一番よく使われるのが、定型メッセージの自動投稿です。

毎日の日報、週次報告、売上数値の共有など、決まったフォーマットの報告をAPIで自動化するパターンですね。

たとえば、Google Apps Scriptで「スプレッドシートからデータを読み取り、Chatwork APIでメッセージを送信する」という処理を書けば完成。

手動で報告を作成して投稿する時間が丸ごと浮くので、地味に大きな効果があります。

報告の出し忘れも防げるのが嬉しいポイント。

フォーム送信をChatwork通知に変換する

お問い合わせフォームや申し込みフォームの回答があったとき、Chatworkに自動通知させるパターンです。

Googleフォームを使っている場合、Google Apps Scriptと組み合わせれば、フォーム送信をトリガーにChatworkへ通知を飛ばせます。

「新しいお問い合わせが来たのに、メールを見落としていた」という事故、ありますよね。

この仕組みを入れておけば、対応スピードも上がります。

通知メッセージに回答内容を含めれば、Chatworkだけで概要を把握できて便利ですよ。

勤怠連絡やタスク追加をワンクリックで完了させる

出退勤の報告やタスク追加を、ボタンひとつで済ませるパターンです。

たとえば、スプレッドシートに「出勤」ボタンを設置し、押すとChatworkの勤怠ルームに自動投稿される仕組みが作れます。

毎回Chatworkを開いてメッセージを打つ必要がなくなるので、手間が減ります。

タスク追加も同じ要領で、外部ツールからAPIを叩けばChatwork上にタスクが自動作成される仕組み。

細かい作業の積み重ねが省けるのは、ふだんの業務効率に直結する部分です。

Chatwork APIを使うときに気をつけたいポイント

APIはとても便利ですが、使い方を間違えるとトラブルにもなります。

事前に知っておきたい注意点を整理しておきましょうか。

レートリミットに引っかからないための対策

Chatwork APIには、一定時間内にリクエストできる回数の上限(レートリミット)があります。

具体的には、5分間で300回まで。

短時間に大量のメッセージを送信したり、ループで何百回もAPIを叩いたりすると、一時的にアクセスが止められてしまいます。

対策としては、リクエストの間に少し待ち時間を入れること。

APIのレスポンスヘッダーに残りの回数が返ってくるので、それを確認しながら処理を進めると安心ですよ。

一度覚えてしまえば、あとは迷わないです。

APIトークンの管理とセキュリティの注意点

APIトークンは、自分のアカウントと同じ権限で操作できる「鍵」のようなもの。

トークンが他人に渡ってしまうと、自分のアカウントで勝手にメッセージを送信されたり、データを取得されたりする恐れがあります。

絶対にやってはいけないのが、トークンをコードに直接書いてGitHubなどに公開すること。

環境変数や設定ファイルに分けて管理するのが基本です。

もしトークンが漏れた可能性がある場合は、すぐに再発行してください。

Chatworkの「サービス連携」画面から、数クリックで新しいトークンに切り替えられます。

APIでは取得できないデータと代替手段

Chatwork APIは便利ですが、すべてのデータを取得できるわけではありません。

たとえば、APIで取得できるメッセージには上限があり、直近のメッセージしか取れない場合があります。

過去のメッセージを網羅的にバックアップしたい場合、APIだけでは限界があるのが正直なところ。

そんなときに役立つのが、チャットワログさんのような専用ツールです。

チャットワログさんは全ルームのメッセージを自動でバックアップしてくれるので、APIの取得上限を気にする必要がなくなります。

APIとバックアップツール、それぞれ得意な部分を使い分けるのがおすすめですよ。

Chatwork APIについてよくある質問

実際にAPIを使い始める前に気になりやすいポイントをまとめました。

ここで疑問を解消しておきましょう。

Chatwork APIは無料プランでも使えるの?

はい、無料プラン(フリープラン)でもAPIは使えます。

有料プランでないとAPIが使えない、ということはないので安心してください。

ただし、フリープランにはメッセージの閲覧制限(直近40日分まで)があるため、APIで取得できるメッセージの範囲もこの制限を受ける場合があります。

API自体の利用に追加料金はかかりません。

APIでメッセージを取得できる件数に上限はある?

APIの1回のリクエストで取得できるメッセージには上限があります。

一度に取得できるのは100件程度で、それ以前のメッセージは追加のリクエストが必要です。

また、フリープランでは閲覧制限により、40日より前のメッセージはAPI経由でも取得できない場合があります。

過去のメッセージを確実に残しておきたいなら、定期的にバックアップを取っておくのが大事なポイント。

チャットワログさんなら、自動でメッセージをバックアップしてくれるので、取得上限を気にせずログを保存できますよ。

プログラミング未経験でもAPIを活用できる?

正直なところ、APIの直接操作にはある程度のプログラミング知識が必要です。

ただ、Google Apps Scriptを使えば、ブラウザだけでコードを書いて実行できるので、開発環境の準備が不要なんですよね。

ネット上にChatwork APIとGoogle Apps Scriptを組み合わせた使い方の記事がたくさん公開されているので、コードをコピーして少し書き換えるだけでも動かせます。

最初は「メッセージを1件送信する」くらいのシンプルなところから始めてみてください。

小さな成功体験を積むと、次のステップに進みやすくなりますよ。

Chatwork APIを業務に取り入れる最初の一手

ここまで、Chatwork APIでできること、トークンの取得方法、活用パターン、注意点を見てきました。

APIというと難しそうに聞こえますが、トークンを取得して最初のリクエストを送るところまでは、10分もあれば終わります。

まずはメッセージの自動送信など、小さなところから試してみるのがおすすめです。

一つ自動化が動き出すと、「次はこれも自動化できないかな」とアイデアが広がっていくはずです。

もしAPIでのメッセージ取得に上限を感じたり、過去ログを丸ごと保存したくなったりしたら、チャットワログさんも試してみてください。

買い切り1,980円で、全ルームのメッセージとファイルを自動バックアップできます。